Gnu Privacy Assistant(GPA)によるセットアップ¶
このドキュメントでは、Gnu Privacy Assistant(GPA)を使用して、Nitrokeyを初めて使用する際の設定方法を説明します。
まず、Gnu Privacy Assistant (GPA)をインストールする必要があります。Windowsの場合は、GPAを含む`GPG4Win <https://www.gpg4win.org/>`_パッケージをダウンロードしてインストールしてください。Linuxの場合は、お使いのディストリビューションのGPAパッケージをインストールしてください(例:Ubuntuの場合:sudo apt-get install gpa )。
GPAを起動し、上部のアイコンを押すか、Windowsのメニューから「カードマネージャー」を選択してください。
Card Managerのウィンドウが表示されます。挨拶文、名前、その他の情報を入力してください。その際、管理用PINの入力を求められる場合があります。
この画面を確認し、次の画面で管理者用暗証番号を入力します。
Card Managerウィンドウでは、PINを変更するためのボタンが表示されるまで下にスクロールする必要があります。暗証番号は、パスワードと同じ意味で使われています。ユーザーパスワードを変更するには、最初のボタン "Change PIN"を押してください。以下の情報ウィンドウを読み、確認してください。
6文字以上の暗証番号を選んで入力してください。このPINは、Nitrokeyを日常的に使用する際に必要です。
ステップ3のCard Managerウィンドウに戻ります。今回は、管理者用PINを変更するために、3番目のボタン「Change PIN」を選択します。管理者PINは、Nitrokeyの情報を変更したり、暗号鍵を変更したりする際に必要となります。ステップ4と5で説明した通りに進めてください。
ユーザーPINと管理者PINの両方を変更すると、Card Managerの画面に戻ります。Card" メニューの "Generate key" を選択します。
お名前とメールアドレスを入力してください。暗号鍵のバックアップファイルを作成するために、"backup"を有効にしておく必要があります。また、暗号鍵の有効期限を設定することもできます。
キーが正常に生成されるまで待ちます。
バックアップキーには、強力なパスフレーズを入力してください。バックアップファイルは、CD-ROMなどの別のストレージに保存し、安全な場所に保管することを強くお勧めします。
おめでとうございます!これでNitrokeyを使用することができます。使い方の詳細については、`応用編<https://www.nitrokey.com/documentation/applications>`_のセクションをご覧ください。