ThunderbirdでのS/MIMEメール暗号化#

(Nitrokey HSM 2 - macOS)

前提条件#

まだNitrokeyにS/MIMEの鍵と証明書のペアをインストールしていない場合や、OpenSCをインストールしていない場合は、まず`このページ<smime.html>`_をご覧ください。

お使いのシステムに`OpenSCがインストールされている必要があります<https://github.com/OpenSC/OpenSC/wiki>`_。GNU/Linuxユーザーは通常、パッケージマネージャを使ってOpenSCをインストールすることができますが(例:Ubuntuでは``sudo apt update && sudo apt install opensc``)、macOSやWindowsユーザーはOpenSCから直接インストールファイルをダウンロードすることができます。

注釈

64ビットシステム(標準)のWindowsユーザーは、32ビット版と64ビット版の両方のOpenSC!をインストールする必要があります。

サンダーバードの設定#

ThunderbirdでNitrokeyを使用するには、アカウント設定でS/MIME暗号化を有効にする必要があります。これを行うには、メニューをクリックして「環境設定」-> 「アカウント設定」に進み、アカウント設定ウィンドウで「セキュリティ」をクリックします。

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右のPCKS11モジュールをインポートするために「Security Devices」をクリックします。右側にある「Load」をクリックします。ここで、モジュールに名前を付け(「OpenSC Module」のように)、「Browse」をクリックしてモジュールの場所を選択します(下図参照)。

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Windows では、「C:WIndowsSystem32opensc-pkcs11.dll」に格納されているファイルが正しいです。macOS や GNU/Linux の場合は、「/lib/pkcs11/opensc-pkcs11.so」または「/usr/lib/pkcs11/opensc-pkcs11.so」のような場所にあるはずです。OK」を2回押すと、アカウント設定のセキュリティセクションに戻ります。これで、ウィンドウの上部で証明書を選択できるようになりました。Nitrokeyのロックを解除するためのPINを求められます。あなたのユーザーPINを入力してください。

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使用方法#

メール作成時に、メッセージの暗号化と署名を選択できるようになりました。

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