OutlookでのS/MIMEメール暗号化#

(Nitrokey Storage 2 - Windows)

前提条件#

まだNitrokeyにS/MIMEの鍵と証明書のペアをインストールしていない場合は、まずこのページの` <smime.html>`_をご覧ください。

システムにOpenSCがインストールされている必要があります。OpenSCプロジェクトの`wikiページ<https://github.com/OpenSC/OpenSC/wiki>`_を参照してみてください。

注釈

64ビットシステム(標準)のWindowsユーザーは、32ビット版と64ビット版の両方のOpenSC!をインストールする必要があります。

Outlookの設定#

OutlookでNitrokeyを使用するには、S/MIMEの暗号化を有効にする必要があります。これを行うには、「スタート」-> 「オプション」をクリックし、オプションウィンドウで「Trust Center」をクリックします。メールセキュリティ」のセクションで、S/MIMEのIDを選択します。あなたの証明書はすでにOutlookで認識されているはずです。

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使用方法#

メール作成時に、作成画面の「オプション」リボンで、メッセージの暗号化と署名を選択できるようになりました。

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注釈

Outlookは、アドレス帳に保存されているメールアドレスへのメッセージのみを暗号化します。そのため、暗号化されたメールを送りたい相手が、Outlookの連絡先に登録されていることを確認してください。相手に署名入りのメールを書いてもらうことで、証明書の情報を取り込むことができます。

自分の証明書やパートナーの証明書によっては、いわゆるルート証明書をインポートする必要があります。これは、あなたやあなたのパートナーが使用する証明書を発行した団体の証明書です。これが必要な場合は、通常、お客様にお知らせします。